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アン・アキコ・マイヤースは、今日最も高い人気を誇るヴァイオリニストの一人である。ソリスト、室内楽奏者、レコーディング・アーティスト、教育者等として世界中で演奏活動を行い、クリス・ボッティ、イル・ディーヴォ、ウィルソン・マルサリスらの世界的アーティストと共演。伝統的な作品と現代的作品のいずれのレパートリーにおいても、独創的な演奏で先駆者として世界中の批評家から絶賛され、ニューヨークタイムズ紙に『心の底からの演奏』が可能なヴァイオリニストとして注目を浴びている。
今年の9月にE1レコーズよりリリースされる新作アルバム『Seasons…dreams』は世界初演の数曲に加え、ハープ、ピアノとのコラボレーションを含んでいる。前作『Smile』が全米ビルボードチャートへ、ランクインした実績もあり、大いに期待されるアルバムである。2010-2011シーズンのマイヤースの主な活動としては、『Seasons…dreams』のプロモーションの一環として全米ツアーを行い、オースティン交響楽団、グランドラピッズ交響楽団、パサデナ交響楽団、セントルイス交響楽団との共演が予定されている。グランドラピッズ、セントルイスではモーツァルト『ヴァイオリン協奏曲:第3番』をウィルソン・マルサリス作曲のカデンツァを用いて演奏する。さらには、大阪フィルハーモニー交響楽団、デュッセルドルフ交響楽団との共演を予定している。
昨シーズン、マイヤースはクリスマスのイベントでアトランティック・シティ、ボストン、コネチカット州、トロントでヴォーカル・グループ、イル・ディーヴォと公演を行い、ジャズ・トランペット奏者のクリス・ボッティとフロリダ、ニュージャージー、ノースカロライナ、メイン、サウスカロライナ州のツアーを行う。さらには、大阪フィルハーモニー交響楽団、バーミンガム市交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、トロント交響楽団と共演。
録音では、RCAビクター、レッドシール、RPO、ソニー、ソニーBMG、ワーナー・クラシックスといったレーベルで活躍しており、18歳でクリストファー・シーマン指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とのバーバーのヴァイオリン協奏曲やブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を収録したデビューアルバムをリリース. AMAZON & iTunes.
マイヤースはカーネギーホール、コンセルトへボウ、ハリウッド・ボウル、リンカーン・センター、サントリーホール、シドニー・オペラハウス等、数々の一流コンサートホールに出演し、ボストン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団、ミネソタ管弦楽団、モントリオール交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、フィルデルフィア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、シドニー交響楽団、NHK交響楽団、トロント交響楽団、ウィーン交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団などの著名なオーケストラと共演している。
マイヤースは現在活躍している作曲家の作品を演奏し、それを発展させることに特に力を注いでいる。これまでに、ピュリッツァ-賞を受賞した作曲家ジョン・コリリア-ノ、ジョセフ・シュワントナー、ジェニファー・ヒグドン、ウィントン・マルサリスをはじめ、デビッド・ベーカー、メイソン・ベイツ、Jakub Ciupinski, Roddy Ellias, カール・アマデウス・ハートマン、オリヴィエ・メシアン、三善晃、アルヴォ・ペルト、マヌエル・ポンセ、佐藤聡明の数々の作品の世界初演を行った。
マイヤースのキャリア更に充実させているのが、アメリカ、ヨーロッパ、極東での演奏の生中継である。カザルス音楽祭でのクシシュトフ・ペンデレツキ指揮モントリオール交響楽団との演奏はA&Eネットワークでテレビ放映され、PBSではジョン・ウィリアムズ指揮ボストン・ポップス・オーケストラとの演奏がテレビ放映された。また、エミー賞授賞式、ジョニー・カーソンの『トゥナイト・ショー』への出演は、全米から注目を集めた。ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団と共演した際には1万人の聴衆の前で演奏し、インターネットでも生中継された。さらにはオーストラリア200周年記念行事にて、日本の天皇、皇后両陛下の前でも演奏した。
アン・アキコ・マイヤースの才能は伝統的なコンサートの世界を超えて、広く認められている。アメリカ並び日本では、テレビや印刷物でのマーケティング活動に数多く登場しているほか、1998年には、アン・クラインのファッション・キャンペーン「Women of Substance」のモデルに抜擢された。アニー・レイボヴィッツが写真を担当し、世界中の雑誌に掲載されたこのキャンペーンは受賞の栄に浴した。
マイヤースは4歳でヴァイオリンを始め、7歳で地元のオーケストラと共演。11歳でジョニー・カーソンの『トゥナイト・ショー』へ2度出演し、一気に名を知られるようになった。同年、ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、翌年、メータ指揮ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団と共演。以来、アメリカ、日本、ヨーロッパ、オーストラリアなど、世界中で公演を行っている。18歳でデビューアルバムをリリースした時点では、ダイナミックで説得力のある演奏で同世代のトップ・アーティストに上り詰めていた。
アン・アキコ・マイヤースはアメリカ人と日本人の両親のもとにサンティエゴに生まれ、ロサンジェルスで育った。コルバーン・スクール・オブ・パフォーミング・アーツ(ロサンジェルス)でアリス・シェーンフェルド、エレオノーレ・シェーンフェルドに、インディアナ大学でジョーゼフ・ギンゴールドに、ジュリアード音楽院でフェリックス・ガリミール、川崎雅夫、ドロシー・デュレイに師事した。23歳でエイヴリー・フィッシャー・キャリア助成金を受けた。毎年給付されるこの助成金が一人のアーティストだけに与えられた例は彼女のほかにいない。
2009年秋、テキサス大学オースティン校・バトラー音楽学校のヴァイオリン教授に就任。2008年にはヴァイオリニストとしては、初めてカルフォルニア大学ロサンジェルス校のリージェント講師に就任。マイヤースは世界中でマスター・クラスを担当し、ジュリアード音楽院で開催されたスターリング・デュレイ・シンポジウムにパネリストとして参加。数々のコンクールでも審査員を務める。
マイヤースの使用楽器は1730年製ストラディヴァリウスで、かつてスペイン王が所有していたものである。
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